組紐体験 弥勒院(地蔵盆)

依頼を受け、京都にある弥勒院さんの地蔵盆で、主に小学生を対象に組紐体験を企画させて頂きました。
今回は綿のひもで組紐を作るということで、子どもたちには初めに、枝についたままの綿(わた)を見せ、実際に触れてもらいました。
繊維や素材に興味を持ち、より身近に感じてもらえるように“どうやって紐になるのか”という工程も併せて説明し、綿について知ってもらいました。
あまり原材料に触れる機会は少ないようで、殆どの子どもたちは興味深そうに綿に触れ、紐になるまでの話を集中して聞いてくれていました。
組紐体験が始まると、小学校低学年より下の子どもたちには少し難しかったようで、紐と格闘しながら真剣な面持ちで取り組んでいました。
また、それより上の学年の子どもたちはさすが器用で、あっという間にすらすらと紐を組み上げ、自発的に年下の子どもたちに教えてあげようとする姿には、私たちも心が温かくなりました。
2時間ほどのプログラムでしたが、弥勒院様を始め、協力して下さった皆様、本当にありがとうございました。